街の名物おじさん

■清潔感至上主義の障害はパートナー呼称。無マンコ気取り糞女が考え出した差別用語。リーズナブルな着回しをすることしか脳がない特権階級の歯糞を分解する清潔感こそが普通の人間だから歯糞が歯糞であると俺は気づいている。歯糞に触れることすらなかった俺…

魔法のiらんど

■鍵を掛けようとしたことも、一番お気に入りのコートを着て出ていこうとしたことも、社用携帯の電池を確認してから電源を落としたことも。この逃避行がごっこ遊びであることを物語っていた。キッカリと6時間の睡眠をとった僕の頭は冴え渡り、ケータイ電話が…

夢をみた

夢を見た。夢のなかで彼女は、ごめんね。としきりに呟きながら僕を抱き締めた。滑らかなタッチで僕の太ももを撫でる。女性らしいスベスベとした手先が僕の喉元をくすぐった。滑らかな肌の女の子はタッチも滑らかであることを初めて知ったところで、本物の彼…